
■ 目録(もくろく)
「茂久録」とも書きます。結納品の品目と数を記した、いわば納品書です。畳み方・書き方は地方で異なるので、確認しましょう。目録は贈り物ではないので、水引はつけません。
■ 熨斗(のし)
「長熨斗」「納幣熨斗」ともいいます。あわびの肉を干して伸ばした“のしあわび”を入れます。現在は海草やビニール製の代用品を使います。あわびは、長生きするおめでたい貝といわれ、不老長寿の象徴です。贈り物につける「のし」の意味もあります。
■末広(すえひろ)
「寿恵広」と書く事もあります。白い扇子2本を一組にしたものです。末広がりに開く白い扇には、“純白無垢”という意味と、“先に行くほど繁栄するように”という思いが込められています。
■金包(きんぽう、かねづつみ)
「金宝包」「金封」とも書きます。結納金、結納返しなどの現金の包みのことです。男性からの結納金の表書きは「御帯料(おんおびりょう)」、女性からのものは「御袴料(おんはかまりょう)」とします。
■子生婦(こんぶ)
「子布婦」とも書きます。昆布のことです。子宝に恵まれるという意味があります。子孫繁栄の願いも込められています。“よろこぶ”にも通じます。
■友白髪(ともしらが)
「友志良賀」「共白髪」とも書きます。白い麻糸を白髪に見立てたものです。“夫婦そろって、ともに白髪になるまで仲睦まじく添い遂げられますように”という意味が込められています。
■寿留女(するめ)
するめいかの干し物のことです。するめは昔から祝い事にはつきものの酒肴品です。かめばかむほど良い味が出ることから、良い妻を象徴します。長期保存できるため、不備への備えの意味と“するめのように長持ちする嫁になってほしい”という意味が込められています。
■勝男節(かつおぶし)
「勝男武士」「松魚節」とも書きます。鰹節のことです。背筋と腹筋を一組にして贈ります。たくましい男性の象徴で、するめと同様に酒肴品と不備への備えの意味があります。
■家内喜多留(やなぎたる)
そのまま「柳樽」と書くこともあります。柳の樽に入れた日本酒のことで、“家内に喜びが多く留まるように”という願いが込められています。実際に朱塗りの酒樽を贈る地方もありますが、一般的には「酒肴料」として現金を包みます。 |